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無料SEO対策ツールを使って47都道府県のWebサイトをSEOの観点から41項目について調査。SEO評価が最も高いのはやはり東京都

新年あけましておめでとうございます。ディーボの熊谷です。2008年、SEO BAT初エントリです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。


今回のエントリでは無料SEO対策ツールを使って、47都道府県のWebサイトをSEOの観点から41項目について独自に調査した内容をレポートします。

この調査で利用した無料SEO対策ツールは以下の6つのツールです。

hanasakigani.jp、アクセス比較.jp、Pythagoras(ピタゴラス)、Firefox Google Pagerank extensionはSEO BAT上でもご紹介してありますので、まだご覧いただいていないかたはそちらも合わせてご覧ください。

Firefox Web Developer、Dipperについてはまたの機会にご紹介できればと思います。

【注意事項】今回のレポートは無料SEO対策ツールを用いて数値を出しています。各SEOツールの不具合等で正しい数値が出ていないことも有り得ます。数値はあくまでも参考としての数値とご理解ください。また、このレポートで被った不利益等に関して当方では一切の責任は負いかねますので、あらかじめご了承の上、ご利用ください。

なぜ47都道府県のWebサイトを調査したのか?

まず、今回なぜ、47都道府県のWebサイトを調査したのかについて述べさせてください。

私は都道府県のWebサイトについて、あまりSEO対策をする必要性がないと思っていました。今でもそう思っています。

なぜなら、日本における公共Webサイトの極みとも言える「都道府県のWebサイト」は、都道府県名などで検索すれば確実に1位表示されるでしょうし、競合もほとんどなく(というより、競合になりえるサイトは存在しないのでは?)、被リンクやページ数なども通常のサイトと比べると圧倒的な数があるはず、と考えていたからです。

SEOについては特に意識することなく、普通にサイト運営をするだけで自然に1位表示されて然るべきサイト郡である、という考えですね。

しかし、だからこそ、過去に都道府県のWebサイトについてSEOの観点から調査したことがほぼ無いと思われ、調査することで何か新しい発見があるかもしれないと予測しました。

それが、この調査の動機です。

そうだ、都道府県の順番って決まってるんだっけ?

さて、そこで私は都道府県のWebサイトをリスト化するにあたり、都道府県の順番は決まっているんだろうか? と疑問を持ちました。ご存知でしたか? 都道府県の順番を。

早速、Googleで「都道府県」と検索し、1位表示されたのは「都道府県 - Wikipedia」。その中に「地域順の一覧」という項目があり、それによると「JIS X 0401による都道府県コード」というものがありましたので、この基準に則ることとしました。

いきなり総合評価。やはり1位は東京都。ワースト1位は…

少し脱線しましたが、いきなり総合評価です。

総合評価とは、「検索エンジンで上位表示されやすいと思われる要素を独自の計算式で47都道府県を相対的に比較した結果」です。

順位は以下のようになりました。

  1. 東京都
  2. 大阪府
  3. 愛知県
  4. 三重県
  5. 神奈川県
  6. 岩手県
  7. 茨城県
  8. 京都府
  9. 兵庫県
  10. 静岡県
  11. 福井県
  12. 埼玉県
  13. 奈良県
  14. 長崎県
  15. 宮城県
  16. 岡山県
  17. 沖縄県
  18. 滋賀県
  19. 高知県
  20. 岐阜県
  21. 島根県
  22. 石川県
  23. 富山県
  24. 長野県
  25. 福島県
  26. 鹿児島県
  27. 香川県
  28. 山形県
  29. 群馬県
  30. 山口県
  31. 徳島県
  32. 愛媛県
  33. 栃木県
  34. 青森県
  35. 山梨県
  36. 大分県
  37. 熊本県
  38. 福岡県
  39. 佐賀県
  40. 北海道
  41. 広島県
  42. 和歌山県
  43. 新潟県
  44. 秋田県
  45. 宮崎県
  46. 鳥取県
  47. 千葉県

上位を見ると、「東京都、大阪府、愛知県」あたりは予想通りといったところでしょうか。「三重県、岩手県、茨城県」あたりは善戦した印象を持ちました。

一方、下位を見てみるとワースト1位は「千葉県」。これはちょっと意外でした。関東方面は強いのではないかと予想していたので少し驚きました。

調査した項目についてですが、全体で41項目を調査した中で、この総合評価を判定するために利用した項目は以下の19項目です。

  1. meta descriptionがあるか
  2. meta keywordsがあるか
  3. URLが変にリダイレクトされていないか
  4. CSSデザインかどうか(TABLEデザインではないこと)
  5. ページサイズ(容量)
  6. 都道府県名でのキーワード出現率
  7. サイトのページ数
  8. ドメイン取得日
  9. ページランク
  10. 被リンク100件の内、最大ページランク
  11. 被リンク100件の、平均ページランク
  12. トップページのページバックリンク
  13. トップページのサイト内バックリンク
  14. トップページのサイト外バックリンク
  15. サイトのサイトバックリンク
  16. サイトのサイト内バックリンク
  17. サイトのサイト外バックリンク
  18. Yahoo!カテゴリに登録されているか
  19. はてなブックマーク登録数

当然、検索エンジンにとって各項目の重要度は違うと思いますので、SEOについて過去の経験等から各項目の重要度のバランスを考慮し、独自の計算式で算出した結果が前述の「総合評価」です。

▼総合評価の点数。画像をクリックすると拡大した画像が別ウィンドウで表示されます

なお、これらの細かい数値や計算式はこのエントリ上では公開しませんが、弊社で無料公開しているデスクトップ検索順位チェックツール「SEO Watcher」の登録者様限定でSEO Watcher利用特典として公開いたします。詳しくは後述します。

各項目の要点をお伝えするその前に…

さて、前述の総合評価とは別に、調査した各項目について要点をレポートいたしますが、その前にSEOについて少し説明させてください。

SEOとは検索エンジンで上位表示させるための最適化を意味しますが、検索エンジンで上位表示するための要因として大きく分けて2点あります。

それは「内部的な要因」と「外部的な要因」です。

内部的な要因とは、サイトやページの中身のことです。外部的な要因とは、主に他のサイトからのリンクやページランクなどの評価です。

これらのポイントを踏まえつつ、各項目の調査結果をレポートいたします。

【内部要因1】 66%がCSSデザイン

内部要因のひとつに、検索エンジンにとって分かりやすいHTMLで記述されているか、というポイントがあります。

よく「ブログが検索エンジンと相性が良い」、と言われているのは、ブログで記事を書くとブログのシステムによって自動的にHTMLソースがWeb標準で記述され、かつ、正しい文章構造となってHTMLが組み上がるからです。

今回の調査では、Firefox Web DeveloperというFirefoxのアドオンを使ってTABLEレイアウトかどうかをチェックしました。

Firefox Web DeveloperはWebページの細かい作りについて隅々まで簡単にチェックすることができるツールで、Web制作者は必携のツールです。

TABLEレイアウトはHTMLタグの正しい用途での記述スタイルではなく、HTMLソースも煩雑になりやすいためSEO上不利と言われています。

逆にCSSレイアウトと呼ばれるHTMLとCSS(スタイルシート)を用いたレイアウト方法は、HTMLの正しい文書構造を保ったり、正しいタグの用途に則ったHTML記述スタイルであるため、TABLEレイアウトよりもCSSレイアウトのほうがSEOに有利と言えます。

なお、今回は文章構造まではチェックしていません。純粋にレイアウトがCSSかTABLEかというのみなので、この調査だけでSEOの評価はまだ完全とは言えない点をご了承ください。

さて、結果は以下の通りです。

  • 47都道府県のWebサイト中、66%がCSSデザイン
  • その内71%がリキッドデザイン。全体では47%
  • リキッドではないサイトの横幅は、平均787ピクセル。最大は984ピクセル。最小は730ピクセル

66%がCSSデザインで、その内の71%がリキッドデザインというのは全くの予想外でした。特にここまでリキッドデザインが浸透しているとは進んでいますね。

リキッドデザインとは、ブラウザの横幅に応じて伸び縮みするデザインのことです。これについてはSEOというよりもユーザビリティの向上を考えての対応です。見る人はノートパソコンであったり、大画面のデスクトップパソコンであったりと本当に様々な環境ですので、特に都道府県のWebサイトのような公共性の高いWebサイトはリキッドデザインのほうがユーザビリティ的に良いと思います。

逆にリキッドデザインではない、横幅が固定されたサイトで最大横幅が984ピクセルという鬼のような横幅のものがありました。それは兵庫県のサイトです。総合評価では9位でしたが、これはちょっといだだけません。小さめの画面では横スクロールしまくりで見づらいのではないかと危惧します。次点に広島県の980ピクセル、和歌山県の950ピクセル、千葉県の800ピクセルと続き、後は700ピクセル台となります。ちなみに、最小は730ピクセルの福島県です。

あと、調査の中で都道府県のサイトを開いたり、閉じたりというのを何回も繰り返していたのですが、TABLEレイアウトはCSSデザインのレイアウトのサイトに比べて表示が遅いです。TABLEレイアウトは読み込みにクセがあり、TABLEタグをすべて読み込んでからブラウザ上に表示せれるようですので遅いんですね。こういう点でもTABLEレイアウトは止めて、CSSレイアウトでデザインすべきと思います。


■オマケ情報(1) favicon(ファビコン)

▼Sleipnir(Internet Explorer)とFirefoxにおけるfaviconの表示状況。画像をクリックすると拡大した画像が別ウィンドウで表示されます
  • IEで表示確認できた件数は18件、全体の38%
  • Firefoxで表示確認できた件数は22件、全体の47%

favicon(ファビコン)とはお気に入りに登録すると表示される小さいアイコンのことです。案外普及していますね。FirefoxよりもIEのほうが少ないのは、設定に問題があるからだと思います。


■オマケ情報(2) Firefoxで表示崩れ2件あり

Firefoxで福井県愛媛県のサイトを見ると表示が崩れます。今どきWindows版 Firefoxくらいは表示確認をしてほしいものです……。

【内部要因2】 meta「description」、「keywords」はともに49%が記述無し

メタタグに記述する「description」と「keywords」。サイトの説明文とキーワードを記しておくものですが、約半数が記述無しでした。順位に直接関係無いという説もありますが、SEOの経験上、無いよりはあったほうがいいように思います。

また、せっかく記述していても、記述方法が微妙に間違っているものがいくらか見受けられたのでもったいないです。例えば北海道はこうです。

<meta content="北海道、道庁、ほっかいどう、どうちょう、hokkaido、道立、道営、道民、道州制" name="keywords">

keywordsの正しい区切り文字は「、」ではなく「,」ですね。無料SEO対策ツールでも「記述無し」となってしまい、きちんと拾ってくれません。検索エンジンも意味不明になっている可能性大です。

秋田県や福井県もちょっと難です。

秋田県

<meta content="秋田県の公式サイト、美の国あきたネットです。" http-equiv="Description">

<meta content="秋田県,秋田,県庁,行政" http-equiv="Keywords">

福井県

<meta name="Description" content="福井県公式サイト。" lang="ja" xml:lang="ja" />

※福井県は単なる記述ミスと思われますが、秋田県の「http-equiv」は間違いではないという説明もあります。

※ところで、秋田県のサイトにアクセスするとものすごい変なアドレスにリダイレクトされます。何でこんなことに……??


■オマケ情報 まぎらわしいサイト名

和歌山県のサイト名(titleタグ内)は「和歌山県ホームページ Wakayama Prefecture」。アクセスすると、画面左上のロゴ画像が「和歌山県情報館」となっています。何かそのような施設のサイトにアクセスしてしまったのかと思いました。ちょっとまぎらわしいです。

【内部要因3】 SEOキーワードの出現率は平均4.17%

都道府県の「都」や「県」、「府」を入れないキーワード、つまり、青森県なら「青森」をSEOキーワードとして、そのトップページの出現率を調査したところ以下のような結果でした。

  • 平均SEOキーワード出現率 4.17%
  • 最大SEOキーワード出現率 8.40%
  • 最小SEOキーワード出現率 1.20%

SEOキーワード出現率は5%前後が良いとよく言われていますが、若干高くてもあまり問題ないか、SEOに有効のような気がします。少ないのはSEOに不利と思います。

ちなみに最大の8.40%は沖縄県、最小の1.20は福島県でした。

【内部要因4】 ページ容量の平均は29k

ページの容量はGoogle検索で表示される数値を参照しています。これはSEOというよりもユーザビリティへの配慮という点のほうが強い項目です。主な結果は以下の通りです。

  • 平均ページ容量 29K
  • 最大ページ容量 77k(長野県)
  • 最小ページ容量 11k(香川県)
▼Googleで検索したところ。容量が表示されているのがわかる

ページの容量とSEOの関わりはあまり話題になりませんが、Googleの検索で表示される項目であるため全く無視という内容ではないと考えています。

【内部要因5】 サイトのページ数の平均は89,660ページ。最大は590,000ページ、最小は3,400ページ

サイトのページ数もSEOには重要な要素と言われています。通常のサイトの場合、200ページもあれば「SEO対策上有利である」という目安もあります。

もう少し厳密に言うと、ページ数そのものが多いということ以外に、「ページ数が多いことによってサイト内のリンクが増えるなどの点もSEOにプラスになる」と考えられるということです。

今回調査した都道府県のサイトはページ数の桁が通常のサイトと比べて一桁も二桁も違うのですが、最大と最小の差が激しい結果となりました。

  • 平均ページ数  89,660
  • 最大ページ数 590,000(長崎県)
  • 最小ページ数  3,400(佐賀県)

最大と最小の差が約174倍もあります。

最大の次点は、岐阜県の411,000、大阪府の192,000と続き、10万ページを超えているサイトは12件で、全体の約26%。

最小の次点は、福井県の3,780、新潟県の5,440で1万ページ以下はこれらの3件だけです。

これだけ差があるのは、サイトにかける意気込みや情熱が違うのか、ただ単に情報量の差か……。長崎県と佐賀県は地理的にすぐそばですが、こんなにページ数が違うのは気になります。しかし、ページランクだけで見ると佐賀県のほうが長崎県よりも上なのがまた面白いところです(佐賀県「PR6」、長崎県「PR5」)。検索順位を決定する要因は本当に様々あり、一筋縄ではいかないというのを目の当たりにした思いです。

【内部要因6】 ドメイン取得日の最古は1995年4月

最も古く取得されたドメインは沖縄県の1995年4月25日。最も新しいのは2004年3月25日の広島県でした。

ドメインは古いほうが検索エンジンの評価が高いと言われています。「エイジングフィルター」などとも呼ばれていますね。このことから、ドメインだけはとにかく早めに取っておく、というのもSEOテクニックのひとつです。それで簡単な文言だけでも入れて、とにかく早く公開しておくんですね。もしサイトを新規で立ち上げる予定があるようでしたら、早め早めの行動がSEOに良い影響を及ぼしてくれる可能性が高いです。

なお、平均取得年は1998年でした。

【外部要因0】 現状の検索順位をチェック。都府県を省いて検索するとYahoo! JAPANだけが…

外部要因を検証する前に現状の検索順位について調査しました。

まず、都道府県名で検索するとGoogle、Yahoo! JAPAN、MSNで各都道府県のサイトが1位表示されました(アドレス変更による旧アドレスが1位表示されている場合も含む)。順当な結果ですね。

次に都府県を省いて検索してみました。「都府県を省いて検索」とは、青森県なら「青森」で検索したという意味です。北海道は「北海」とはあまり言わないので、この調査からは除外です。

都府県を省いたキーワードでも都府県のサイトが当然トップに来ると思いきや、そうではありませんでした。

Google、MSNでは都府県を省いたキーワードで各都府県のサイトが1位表示されましたが、Yahoo! JAPANが大変なことになっています。

Yahoo! JAPANで都府県を省いたキーワードで検索して、各都府県のサイトが1位ではなかったサイトは以下の通りです(2007年12月26日現在)。

※1位以外のサイトは46都府県中、10府県あり、全体の約22%

  • 秋田 2位
  • 埼玉 5位
  • 千葉 6位
  • 静岡 2位
  • 京都 3位
  • 大阪 2位
  • 鳥取 2位
  • 徳島 4位
  • 長崎 3位
  • 沖縄 5位

上記に記した府県のサイトよりも上位に表示されていたサイトの傾向としては、市役所や警察、新聞社、観光情報のサイトが主です。

これらのことから、Yahoo! JAPANに関しては検索からのアクセス数を重視しているのかもしれません。もう少し深く検証しなければわかりませんが、上位サイトよりも府県サイトのほうが被リンクやページ数、ドメイン年齢などが勝っていると思われるからです。

なぜアクセス数の話が出てきたかというと、Googleの検索結果からのリンクは直リンクで、Yahoo! JAPANの検索結果からのリンクはYahoo! JAPANのリダイレクトを経由してアクセスできる仕組みだからです。Yahoo! JAPANは検索結果からのリンクによるアクセス数やその他の情報をカウントしている可能性が高いです。

ちなみに、数日にわたって都府県の同じキーワードで検索していたのですが、その日によって結構順位が変動していたということも付記しておきます。

【外部要因1】 ページランクの最高は愛知県の「PR7」。あとは「PR6」が約68%、「PR5」が約30%

ページランクを調査したところ、以下のようになっています。

  • ページランク7 1件  約0.02%
  • ページランク6 32件 約68%
  • ページランク5 14件 約30%
  • ページランクの平均 5.7

ページランク7は愛知県の1件だけです。後述する「被リンク100件のページランク」との関係を見ると、愛知県の例では被リンク100件の中にページランク7は自分のサイトからのリンクだけで、外部のサイトでページランク7はありませんでした。

「被リンク100件」とはYahoo! JAPANで「link:http://(都道府県サイトのアドレス)/」と検索して表示される上位100件のことです。(hanasakigani.jpの「被リンク重要度チェックツール」を使って調査しましたが、情報の取得は同じです)

ですので、上位100件以降にページランク7やそれ以上のページランクからの被リンクがあるのかもしれない点を踏まえつつ、他の都道府県のサイトを見るとページランク6なら上位100件の被リンク中にページランク5が最高というように、被リンクの最高ページランクは自分のサイトのページランク以下というサイトが9件ありました。

ページランクについて、ページランク6をゲットするためには「ページランク6以上からの被リンクがないとダメ」という説もありますが、そうではないかもしれませんね。

逆に自分のページランクよりも高い被リンクを受けているにも関わらず、被リンクのページランク以下というサイトも2件ありました。滋賀県、山口県です。この2県のサイトは、やはりサイト内外の被リンクが平均よりも少ないです。特に山口県はその傾向が顕著で、被リンク上位100件の平均ページランクが都道府県平均の「2.75」を大きく下回る「1.78」でした。予想通り、リンクの影響が高いと思われます。

ただ、自分よりも高いページランクから被リンクを受けても、自分のページランクがその被リンクのページランクよりも低いということはよくあることでもあります。単純にページランクの更新がまだされていないだけかもしれません。

ページランクはリアルタイムに変動するものではなく、年に数回更新される傾向があります。厳密には、Google内部ではリアルタイムでページランクの更新がされているという話もあります。

【外部要因2】 被リンク100件の平均ページランクの都道府県平均は2.75。最高は3.62の東京都、最低は1.20の新潟県

既に登場した「被リンク100件」の平均ページランクを調査した結果は以下の通りです。

  • 平均ページランクの平均 2.75
  • 最高ページランク    3.62(東京都)
  • 最低ページランク    1.20(新潟県)

「平均ページランクの平均」というのは、各都道府県の被リンク上位100件のページランクを平均し、それらの数値をさらに47都道府県で平均数値として算出したものです。

被リンク上位100件の平均ページランクの最高と最低では約3倍もの開きがあるのはちょっと予想外でした。

また、各都道府県のサイトのページランクと被リンク100件中の最高ページランクが同じというケースは36件あり、全体の77%です。

【外部要因3】 全ての都道府県のサイトがYahoo!カテゴリ登録されている

47都道府県の全てのサイトがYahoo!カテゴリに登録されています。これは基本ですね。

【外部要因4】 6種の被リンク数の平均、最大値、最小値は?

調査対象 調査項目 平均 最大値 最小値
ページ調査結果 ページバックリンク 45,865 158,000
(東京都)
5,420
(佐賀県)
サイト内バックリンク 26,645 99,600
(東京都)
48
(佐賀県)
サイト外バックリンク 19,210 56,500
(東京都)
3,030
(鳥取県)
ウェブサイト調査結果 サイトバックリンク 99,194 253,000
(大阪府)
12,300
(佐賀県)
サイト内バックリンク 47,293 149,000
(大阪府)
978
(佐賀県)
サイト外バックリンク 51,170 101,000
(大阪府)
6,370
(新潟県)

通常のサイトでは有り得ないくらいの被リンク数です。トップはやはり東京都や大阪府が占めています。ワーストは佐賀県が目立ちますね。ただ、これは全体的に見ると極端な例です。

この被リンク調査はSEO検索エンジンのピタゴラスを利用しています。項目の説明についてはピタゴラスの「Pythagoras(ピタゴラス)について」をご覧ください。

【外部要因:オマケ1】 Yahoo!ブックマーク登録者数は最高が東京都の1043、最低は鳥取県の1…

最近はソーシャルブックマークの登録数の増加によってSEOやアクセスアップにつながる傾向にあるので、登録状況を調査しました。

  • 平均Yahoo!ブックマーク登録者数  173
  • 最高Yahoo!ブックマーク登録者数 1043(東京都)
  • 最低Yahoo!ブックマーク登録者数   1(鳥取県)

最高の次点は、大阪府の469、神奈川県の462と続き、ワーストの次点は新潟県の4、秋田県の8と続きます。

登録数が一桁というのはどういうことなのでしょうか? 人口比とも合わせて確認してみると面白いかもしれません。

全リストは以下の通りです。

順位 都道府県名 登録数
1. 東京都 1043
2. 大阪府 469
3. 神奈川県 462
4. 愛知県 355
5. 茨城県 279
6. 兵庫県 275
7. 静岡県 264
8. 三重県 243
9. 埼玉県 233
10. 福島県 226
11. 宮城県 221
12. 京都府 211
13. 長野県 189
14. 石川県 180
15. 岩手県 173
16. 岐阜県 171
17. 香川県 166
18. 滋賀県 161
19. 岡山県 158
20. 富山県 156
21. 栃木県 154
22. 福岡県 147
22. 長崎県 147
22. 熊本県 147
25. 奈良県 143
26. 山口県 141
27. 愛媛県 131
28. 高知県 127
29. 北海道 124
29. 徳島県 124
31. 群馬県 121
32. 山形県 120
33. 和歌山県 117
34. 沖縄県 110
35. 宮崎県 107
36. 鹿児島県 105
37. 大分県 104
38. 福井県 99
39. 佐賀県 63
40. 山梨県 57
41. 青森県 37
42. 島根県 35
43. 広島県 21
44. 千葉県 19
45. 秋田県 8
46. 新潟県 4
47. 鳥取県 1

ちなみに調査方法ですが、Yahoo! JAPANで検索すると検索結果にブックマーク数が表示されます。

【外部要因:オマケ2】 はてなブックマーク登録者数は平均が6.4、最高が東京都の30、最低は秋田県、山梨県、鳥取県、佐賀県の0…

都道府県のサイトに関しては、はてなブックマークはYahoo!ブックマークと比べると圧倒的に少ない登録状況でした。

  • 平均はてなブックマーク登録者数  6.4
  • 最高はてなブックマーク登録者数 30(東京都)
  • 最低はてなブックマーク登録者数  0(秋田県、山梨県、鳥取県、佐賀県)

全リストは以下の通りです。

No. 都道府県名 登録数
1. 東京都 30
2. 島根県 18
3. 神奈川県 13
3. 富山県 13
5. 宮城県 10
5. 兵庫県 10
5. 香川県 10
8. 三重県 9
8. 京都府 9
8. 長崎県 9
11. 大阪府 8
11. 徳島県 8
11. 高知県 8
14. 埼玉県 7
14. 石川県 7
14. 岐阜県 7
14. 岡山県 7
14. 福岡県 7
14. 鹿児島県 7
14. 沖縄県 7
21. 北海道 6
21. 栃木県 6
21. 熊本県 6
21. 宮崎県 6
25. 岩手県 5
25. 福島県 5
25. 茨城県 5
25. 群馬県 5
25. 福井県 5
25. 長野県 5
25. 静岡県 5
25. 愛知県 5
25. 滋賀県 5
25. 奈良県 5
25. 愛媛県 5
36. 青森県 4
37. 山形県 3
37. 和歌山県 3
39. 千葉県 2
39. 広島県 2
39. 山口県 2
39. 大分県 2
43. 新潟県 1
44. 秋田県 0
44. 山梨県 0
44. 鳥取県 0
44. 佐賀県 0

なお、調査は「アクセス比較.jp」を利用しています。

47都道府県のWebサイトにおける平均SEO関連数値一覧

この一覧を見ると、47都道府県のWebサイトにおけるSEO関連情報の平均的モデルが分かります。

活用例としては、「ページランク5〜6を取得するにはこれぐらい必要なのか……」などの目安ですね。都道府県サイトという特異性はありますが参考ということでご利用ください。

項目 数値
ページランク 5.7
デザインレイアウト CSS
ページ容量 29k
キーワード出現率 4.17%
Yahoo!カテゴリ登録 あり
ページ調査結果 ページバックリンク 45,865
サイト内バックリンク 26,645
サイト外バックリンク 19,210
ウェブサイト調査結果 サイトバックリンク 99,194
サイト内バックリンク 47,293
サイト外バックリンク 51,170
ページ数 89,660
ドメイン取得 1998年
被リンク100件の内、最大ページランク 5.8
被リンク100件の、平均ページランク 2.75
Yahoo!ブックマーク登録者数 173
はてなブックマーク登録者数 6

今回の調査内容を記録したExcelファイルを限定公開!

このレポートを書くにあたり、調査した内容や総合順位を決定するための数値をExcelファイルに記録しています。

冒頭にも述べました通り、弊社で無料公開しているデスクトップ検索順位チェックツール「SEO Watcher」の登録者様限定でSEO Watcher利用特典として公開いたします。

まだ、SEO Watcherの登録をされていないというかたはSEO Watcherに関するSEO BATの記事をご参考に登録してください。

なお、データのダウンロードは予告無しに終了することがありますのでご了承ください。

ダウンロード方法は以下の通りです。

▼1.SEO Watcherを登録後、「現在の掲載順位」画面で画面下部の「特典」と書かれたリンクをクリック(シングルクリックしてもブラウザが開かない場合は、ダブルクリックしてください)
▼2.SEO BAT内のダウンロードページ(一般非公開ページ)の「調査データをダウンロードする」をクリック

zipファイルをダウンロードできますので、デスクトップなどに保存して解凍してください。

解凍するとExcelファイルとフォルダが1つずつ表示されます。Excelファイルは調査データで、フォルダには、47都道府県サイトの被リンク100件のデータ(Excelファイル)が47ファイルあります。このファイルはhanasakigani.jpを利用して作成したファイルです。

▼各都道府県サイトの被リンク100件のデータも入手可能!


さて、今回のレポートはいかがでしたでしょうか? 実際に調査してみると今までぼんやりとしか想像できなかったものがはっきりとしますね。

今回の一番の収穫は、「都道府県サイトの平均値を知ることでSEOのひとつの基準がわかった」ということです。SEOは奥が深いので、この基準は数ある参考となる基準のひとつにしか過ぎませんが、今回の調査で得た内容は今後のSEO対策に生かせると思います。

また、意外にもリキッドデザインが多く採用されていたのも発見です。SEOというよりもユーザビリティの話になってしまいますが、公共サイトに関してWeb製作者はリキッドデザインの採用もよく検討したほうが良い時代になっていると感じました。

今後も機会があればこのような調査をしてレポートを公開いたしますので、SEO BATにご期待ください。

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