【被リンク】に関するSEOアンケート調査を441人に実施!調査結果を大公開
「被リンク」に関する9個のSEOアンケート調査を、ディーボのSEOラボX公式アカウントで行いました。
このX公式アカウントで2025年9月16日~30日の期間に行った総勢441人の「被リンク」に関するアンケート調査結果、調査結果から言えることを中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。

- 「被リンク」に関するSEOアンケート調査結果
- 被リンク獲得で最も重視する要素は何ですか?
- 被リンクを獲得するために現在行っている主な手法は何ですか?
- 質の低い被リンク(悪質リンク)をどのように判断しますか?
- 被リンク施策の効果が最大化されるコンテンツのタイプは何ですか?
- 被リンク獲得で「質」と「量」のどちらを重視しますか?
- Googleが提唱する「E-E-A-T (経験・専門性・権威性・信頼性)」を高める上で、被リンクが果たす役割をどう評価しますか?
- 悪質な被リンク対策のために、被リンクの定期的なチェックをどのくらいの頻度で実施していますか?
- 被リンク獲得を目的とした専用のコンテンツ比率はどれくらいですか?
- 被リンクのアンカーテキストを最適化するために、最も注力していることは何ですか?
- 「被リンク 」に関するSEOアンケート調査結果から言えること
- 「被リンク」に関するSEOアンケート調査概要
「被リンク」に関するSEOアンケート調査結果
「被リンク」に関するSEOアンケート調査を9個行ったので、それぞれの調査結果を紹介します。
- 被リンク獲得で最も重視する要素は何ですか?
- 被リンクを獲得するために現在行っている主な手法は何ですか?
- 質の低い被リンク(悪質リンク)をどのように判断しますか?
- 被リンク施策の効果が最大化されるコンテンツのタイプは何ですか?
- 被リンク獲得で「質」と「量」のどちらを重視しますか?
- Googleが提唱する「E-E-A-T (経験・専門性・権威性・信頼性)」を高める上で、被リンクが果たす役割をどう評価しますか?
- 悪質な被リンク対策のために、被リンクの定期的なチェックをどのくらいの頻度で実施していますか?
- 被リンク獲得を目的とした専用のコンテンツ比率はどれくらいですか?
- 被リンクのアンカーテキストを最適化するために、最も注力していることは何ですか?
被リンク獲得で最も重視する要素は何ですか?
「被リンク獲得で最も重視する要素は何ですか?」のアンケートに対して78人が回答した結果です。
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— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 16, 2025
この調査結果から、被リンク獲得において「リンク元のコンテンツとの関連性」(50%)が最も重視されていることがわかりました。
次いで「リンク元のドメインパワー」(41%)が重要視されており、この2つの要素で回答の9割以上を占めています。
一方、「リンク元のトラフィック量」(6.4%)や「リンク元のアンカーテキスト」(2.6%)は、あまり重視されていないことが示されました。
このことから、SEO担当者は質と関連性の高いリンクを最も重要視しており、特に自身のサイトとリンク元サイトのテーマの一致が、検索エンジンの評価において重要であると認識していることが言えます。
ドメインパワーも依然として重視されていますが、それ以上に関連性が被リンクの価値を測る最大の要素となっている実態が浮き彫りになりました。
被リンクを獲得するために現在行っている主な手法は何ですか?
「被リンクを獲得するために現在行っている主な手法は何ですか?」のアンケートに対して31人が回答した結果です。
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この調査結果から、被リンクを獲得する主な手法として「質の高いコンテンツ制作」が54.8%と圧倒的な多数を占めています。
次いで、「他サイトとの提携・交流」が29%と、積極的なネットワーキングによる手法が重視されていることが分かります。
一方、「SNSでの情報発信」は12.9%、「プレスリリース配信」は3.2%に留まりました。
このことから、多くのSEO担当者は、被リンク獲得の王道として、自然発生的なリンクを促すためのコンテンツの品質を最も重要視していることが言えます。
同時に、他サイトとの関係構築による直接的なリンク獲得も、無視できない重要な施策と位置付けられていることが明らかになりました。
現代のSEOにおいて、インバウンド戦略(コンテンツ)とアウトバウンド戦略(提携)のバランスが重視されている実態が読み取れます。
質の低い被リンク(悪質リンク)をどのように判断しますか?
「質の低い被リンク(悪質リンク)をどのように判断しますか?」のアンケートに対して31人が回答した結果です。
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この調査結果から、質の低い被リンク(悪質リンク)の判断基準として「自動生成されたようなサイトからのリンク」が54.8%と半数以上を占め、最も重視されています。
次いで「関連性のないサイトからのリンク」が25.8%、「急激な被リンク数の増加」が16.1%となり、「不自然なアンカーテキスト」は3.2%に留まりました。
このことから、SEO担当者は、悪質リンクを見抜く際、リンク元のサイト自体が信頼できるか(自動生成・スパム的でないか)というサイトの質を最重要視していることが分かります。
また、単なる関連性の低さや量の変化(急増)も悪質性の判断材料ですが、特に「サイトのクオリティ」が、Googleが重視する「リンクの健全性」を測る最大の指標として認識されている実態が示されています。
被リンク施策の効果が最大化されるコンテンツのタイプは何ですか?
「被リンク施策の効果が最大化されるコンテンツのタイプは何ですか?」のアンケートに対して42人が回答した結果です。
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この調査結果から、被リンク施策の効果が最大化されるコンテンツのタイプとして「独自調査のデータやレポート」が45.2%で最も支持されています。
次に「詳細な解説記事」が31%、「業界トレンドのまとめ記事」が16.7%と続き、「無料ツールやテンプレート」は7.1%に留まっています。
このことから、SEO担当者は、他のサイトが引用・参照したくなるコンテンツ、すなわち独自性と権威性の高いデータを含むコンテンツが、最もリンクを獲得しやすいと認識していることが分かります。
詳細な情報を提供する解説記事も重要ですが、誰も持っていない情報(独自データ)を提供することが、被リンク獲得において最も強力な施策であるという実態が浮き彫りになりました。
被リンク獲得で「質」と「量」のどちらを重視しますか?
「被リンク獲得で「質」と「量」のどちらを重視しますか?」のアンケートに対して74人が回答した結果です。
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この調査結果から、被リンク獲得において「圧倒的に質を重視する」が59.5%と過半数を占め、最も重要視されています。
「どちらもバランス良く重視する」も24.3%と高く、これらを合わせると8割以上の担当者が質を意識しています。
一方、「圧倒的に量を重視する」は8.1%に留まりました。
このことから、現代のSEOにおいては、被リンクの数よりも、リンク元の信頼性や関連性といった「質」が圧倒的に重要視されていることが分かります。
Googleのアルゴリズムが進化し、低品質な大量リンクの価値が低下した現在、担当者はリスクを避け、効果を最大化するために、質の高いリンクの獲得を最優先する戦略をとっていることが明らかになりました。
Googleが提唱する「E-E-A-T (経験・専門性・権威性・信頼性)」を高める上で、被リンクが果たす役割をどう評価しますか?
「Googleが提唱する「E-E-A-T (経験・専門性・権威性・信頼性)」を高める上で、被リンクが果たす役割をどう評価しますか?」のアンケートに対して55人が回答した結果です。
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この調査結果から、Googleの提唱する「E-E-A-T」を高める上で、被リンクを「重要な要素の一つだが、コンテンツが最優先」と評価する回答が61.8%と最も多くなりました。
また、「最も重要な要素だと考えている」回答も25.5%あり、全体の約87%が被リンクをE-E-A-Tに不可欠な要素と認識しています。
このことから、SEO担当者は、E-E-A-Tの基礎である質の高いコンテンツに加え、被リンクが「権威性・信頼性」強化の外部評価として非常に重要だと考えていることがわかります。
つまり、コンテンツでE-E-A-Tを作り、被リンクでそれを証明・強化するという戦略が主流と言えるでしょう。
悪質な被リンク対策のために、被リンクの定期的なチェックをどのくらいの頻度で実施していますか?
「悪質な被リンク対策のために、被リンクの定期的なチェックをどのくらいの頻度で実施していますか?」のアンケートに対して48人が回答した結果です。
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— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 26, 2025
この調査結果から、悪質な被リンク対策のための定期チェック頻度について、「半年に1回、もしくは特にチェックしていない」と回答した人が62.5%と過半数を占め、最も多い結果となりました。
一方、「月に1回程度」チェックしているのは25%、「毎日」「週に1回程度」チェックしているのはそれぞれ6.3%に留まりました。
このことから、多くのSEO担当者は、日常的・高頻度での被リンク監視を実施していないことが明らかになりました。
これは、Googleのアルゴリズムがスパムリンクへの対応能力を高めたため、手動での否認(Disavow)作業の重要性が低下しているという認識が広まっていることを示唆しています。
ただし、半数以上がほとんどチェックしていないという実態は、重大なスパムリンクの発生を見逃すリスクも抱えていることを意味するでしょう。
被リンク獲得を目的とした専用のコンテンツ比率はどれくらいですか?
「被リンク獲得を目的とした専用のコンテンツ比率はどれくらいですか?」のアンケートに対して57人が回答した結果です。
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— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 29, 2025
この調査結果から、被リンク獲得を目的とした専用コンテンツの比率について、「専用のコンテンツは作っていない」という回答が54.4%と過半数を占めました。
次に「30%以下(主に通常のSEOコンテンツ)」が31.6%と続き、回答者の86%以上が、被リンク専用のコンテンツ制作に消極的であることが分かります。
このことから、多くのSEO担当者が、通常のSEO(検索流入)を主目的としたコンテンツが、結果的に質の高い被リンクも獲得できると認識していることを示唆します。
被リンク獲得は、コンテンツマーケティング全体の派生的な成果と捉えられており、特定のリンク狙いの記事を多作する戦略は主流ではないことが明らかになりました。
つまり、ユーザーと検索エンジン双方に価値あるコンテンツを作ることで、リンクも自然についてくるという考え方が浸透しています。
被リンクのアンカーテキストを最適化するために、最も注力していることは何ですか?
「被リンクのアンカーテキストを最適化するために、最も注力していることは何ですか?」のアンケートに対して25人が回答した結果です。
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この調査結果から、被リンクのアンカーテキスト最適化において、「ターゲットキーワードを自然に含める」に56%が最も注力していると回答しました。
これは過半数を占める結果です。
次いで「ブランド名やサイト名を主に使用する」と「アンカーテキストの最適化は特に意識していない」が、ともに16%で並びました。
このことから、多くのSEO担当者は、アンカーテキストが検索エンジンにコンテンツの内容を伝える重要なシグナルであると認識しており、キーワードを含めることを最優先していることが分かります。
しかし、キーワードの過度な詰め込みによるペナルティを避けるため、「自然に」含めるというバランスが重視されている実態も示されています。
一方で、ブランド名の使用や意識しない層も一定数存在し、アンカーテキスト戦略の多様性がうかがえます。
「被リンク 」に関するSEOアンケート調査結果から言えること
「被リンク 」に関するSEOアンケート調査結果から言えることとして、SEO担当者は被リンク施策において、「質」を最優先しています。
被リンク獲得でリンク元のコンテンツとの関連性(50%)を最も重視し、そのために質の高いコンテンツ制作(54.8%)、特に独自調査のデータやレポート(45.2%)に注力しています。
これはGoogleの提唱するE-E-A-Tを高める上でも被リンクを重要な要素(61.8%)と捉えているためです。
一方で、悪質リンクの定期的なチェックは「半年に1回、もしくは特にチェックしていない」(62.5%)が多数派であり、質の重視とリスク管理のバランス改善が今後の課題と言えます。
全体として、質の高い関連性の高い被リンクを戦略的に獲得しつつ、モニタリング頻度を上げることが、効果的かつ安全なSEOを進める上で重要です。
「被リンク」に関するSEOアンケート調査概要
「被リンク」に関するSEOアンケート調査は、ディーボのSEOラボX公式アカウントの投票機能を使って2025年9月16日~30日の期間に行いました。この期間に集計した総数441人のユーザー様の回答を調査結果として、本ページのコンテンツに採用してます。
- 調査期間: 2025年9月16日~30日
- 調査対象地域: 全国
- 調査機関: 株式会社ディーボ
- 調査方法: オンラインアンケート調査(ディーボのSEOラボX公式アカウントの投票機能を使って調査)
- 調査人数: 441名
- 調査対象: SEO業務に従事する男女
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?

SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。
例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。
こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。
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