【今週のSEO最新ニュース】2025/10/18~10/24のSEO最新情報5つ!各要点をわかりやすく紹介
2025年10月18日~10月24日の間に公開されたSEOに関する最新ニュースを5つ、ディーボのSEOラボX公式アカウントでポスト(投稿)しました。
これらのポストの要点をそれぞれまとめて、初心者にもわかりやすくSEO最新情報を紹介したいと思います。
Googleサーチコンソールのクロール統計レポートで1日分のクロールデータが欠落
Google Search Console(GSC)のクロール統計レポートにおいて、1日分のクロールデータが欠落する問題が発生し、GSC登録サイト全体に影響が出ていました(例として10月15日のデータ欠落が報告)。
この問題は、Googleからの公式発表はありませんでしたが、Googlebotによる実際のクロール自体に問題があったわけではなく、レポート機能の表示に関する一時的な不具合である可能性が高いとされていました。
そのため、ウェブマスターが自身のサイトのクロールに関する深刻な懸念を持つ必要はないとされていました。
追記情報によると、この欠落は翌日には修正された模様です。
この一連の出来事は、GSCレポートに一時的な表示の不具合が生じることがあっても、それは実際のクロール活動の低下を意味しないことが多いということを再確認させる事例となりました。
Googleサーチコンソールのクロール統計レポートで1日分のクロールデータが欠落しているhttps://t.co/9TZhuI20dH
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) October 21, 2025
・Googleのクロール統計レポートに1日分のクロールデータが欠落しており、Google Search… pic.twitter.com/mfhf4U1C6R
2025年10月16日付近のGoogleアップデートによる検索への影響が複数報告あり
2025年10月16日付近、Google検索アップデートによると思われるランキングとトラフィックへの影響が複数報告されています。
報告によると、ニュースサイトでは訪問者数が過去最低を記録し、週の途中でボットの大量発生とともにトラフィックが急激に悪化する現象が見られました。
また、複数のクライアントを抱えるSEO担当者からは、サービスや地域ベースのランディングページで「かなり大きな損失」が発生したとの報告があり、中には検索での可視性が50%も消滅した事例も確認されています。
具体的には、10月15日時点で上位(1~3位)にあったキーワードの数が、翌16日には大幅に減少しています。
これらの報告から、Googleが検索結果を頻繁に、かつ大幅に変更しているため、日々のランキングに一貫性がほとんどない状態が続いていることが示唆されます。
ウェブマスターやSEO担当者は、検索結果の高い変動性に直面しており、特定のアルゴリズムアップデートではなく、継続的なランキングシステムの調整によって影響を受けていると考えられます。
2025年10月16日付近のGoogleアップデートによる検索への影響が複数報告されてるhttps://t.co/vaI4M3T1Wf
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・今週、私のニュースサイトへの訪問者数が過去最低を記録しました。…
サイト全体の品質に問題がある場合、リンクやサイトの移転、技術的なSEOではランキングは改善されないとGoogleが改めて表明
Googleは、サイト全体の品質に根本的な問題がある場合、リンク構築やサイトの移転(マイグレーション)、あるいは技術的なSEOの改善だけではランキングは向上しないと改めて表明しました。
これは新しい情報ではなく、Googleがこれまでも繰り返し強調してきた原則です。
つまり、低品質なコンテンツやユーザー体験といった根本的な問題が解決されていない限り、どんなに完璧なテクニカルSEO(クロール、インデックス設定など)を行っても、また強力なバックリンクを獲得したり、サーバーを移行したりしても、検索結果での評価は改善しないということです。
技術的な要素は他の面で役立つものの、品質の問題を解決する特効薬ではないと明言しています。
サイトのランキングを長期的に改善するためには、小手先の対策ではなく、コンテンツの質とユーザーへの提供価値に焦点を当てた根本的な改善が最優先されるべきだという、SEOの基本姿勢を再確認させる声明です。
サイト全体の品質に問題がある場合、リンクやサイトの移転、技術的なSEOではランキングは改善されないとGoogleが改めて表明https://t.co/ria58qcKdh
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・リンクやサイトの移転は品質の問題を解決しない
・テクニカル SEO では品質の問題が解決されません (ただし、他の点では役立ちます)。…
AIによる回答の増加に伴い、Wikipediaのトラフィックが昨年より8%減少した
AIによる回答生成機能の増加に伴い、Wikipediaのトラフィックが昨年比で約8%減少したことが、ウィキメディア財団のシニアディレクター、マーシャル・ミラー氏によって指摘されました。
このトラフィック減少は、AIシステムがWikipediaをソース資料として集中的に利用するようになったことが主な原因と見られています。
Profoundによる6億8000万件のAI引用分析調査によると、ChatGPTの引用元トップ10のうち、**Wikipediaが47.9%**という圧倒的な割合を占めています。
一方で、Google AI Overviewsの引用元トップ10におけるWikipediaのシェアは5.7%に留まり、**Reddit(21.0%)やYouTube(18.8%)**などが多く引用されています。
この結果は、AIがウェブサイトから情報を抽出し、ユーザーに直接回答を提供することで、一次情報源へのクリックスルーが減少しているという、AI時代の「ゼロクリック問題」の深刻化を象徴しています。
特にChatGPTのようなLLMにおいて、Wikipediaが情報基盤として極めて重要であるにもかかわらず、そのトラフィック減少という悪影響を最も受けている実態が浮き彫りになりました。
AIによる回答の増加に伴い、Wikipediaのトラフィックが昨年より8%減少したhttps://t.co/vcFkL8NDGv
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) October 21, 2025
・ウィキメディア財団のコアエクスペリエンス製品担当シニアディレクターのマーシャル・ミラー氏は、修正されたデータは「2024年の同じ月と比較して約8%の減少を示している」と指摘した。…
バックリンクはAIの可視性にとって重要だが、量よりも品質と権威の方がはるかに重要
SemrushがKevin Indig氏およびGrowth Memoと共同で実施した研究により、バックリンクがAIの可視性に依然として重要であるものの、量よりも品質と権威がはるかに重要であることが確認されました。
SemrushのAuthority Scoreが高いドメインからのバックリンクは、AIの回答でより頻繁に引用されますが、大きな可視性の向上はサイトが一定の高いオーソリティ層に到達して初めて見られます。
また、調査ではnofollowリンクとfollowリンクがほぼ同じ影響力を持つことが示唆されており、権威のあるソースからのnofollowリンクを無視すべきではありません。
さらに、サイトが権威を持つようになると、画像ベースのバックリンクがテキストリンクよりもAI言及との相関性を高める傾向が見られました。
この研究は、AIによる可視性が持続的な権威によって決まることを示しており、企業はリンクを大量に集めるのではなく、質の高いシグナルを構築し、権威の閾値を突破することに注力すべきであると提言されています。
具体的には、意味のある権威の獲得や、画像ベースのリンクを生むビジュアルアセットへの投資が推奨されています。
バックリンクはAIの可視性にとって重要ですが、量よりも品質と権威の方がはるかに重要(※semrushがKevin Indig氏と Growth Memoと共同で研究を実施)https://t.co/HqTGB9Kjw2
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) October 22, 2025
■研究結果
・質の高いバックリンクは、単なる量よりも重要です。
→SemrushのAuthority…
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。
例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。
こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。
検索順位を上げたり、検索流入を増やすにはSEOが重要!

