【今週のSEO最新ニュース】2025/9/27~10/3のSEO最新情報8つ!各要点をわかりやすく紹介
2025年9月27日~10月3日の間に公開されたSEOに関する最新ニュースを8つ、ディーボのSEOラボX公式アカウントでポスト(投稿)しました。
これらのポストの要点をそれぞれまとめて、初心者にもわかりやすくSEO最新情報を紹介したいと思います。

Google AIによる概要(AI Overview)はオーガニック検索と54%重複している
BrightEdgeの調査によると、Google AI Overview (AIO)の引用元は、54%が従来のオーガニック検索結果と重複しており、この重複率は過去16か月で拡大しています(当初32%)。
特にYMYL(Your Money Or Your Life)関連の業種で重複率が高く、ヘルスケア(75.3%)、教育(72.6%)、保険(68.6%)が顕著です。
一方、Eコマース(22.9%)は重複率が低いままです。
この結果から、AIOへの引用獲得の可能性を高めるためにも、業種にかかわらず従来のSEOに引き続き重点を置くことが推奨されます。
さらに、クエリに対するユーザーの期待に合致した高い精度のコンテンツを作成し、ユーザーの発言に注意を払って変化する傾向に迅速に対応することが重要です。
Google AIによる概要(AI Overview)はオーガニック検索と54%重複している(※BrightEdge の新しい調査)https://t.co/GmfWBeNvTP
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) October 2, 2025
■調査結果
Google AI 概要は、e コマースを除き、オーガニック検索結果と重複することが多くなっています。
・データによると、AI…
【マーケティング注目用語】「GEO」が検索数トップ、「LLMO」は検索数伸び率トップ
SEOコンサルティングを展開するLiKGの分析によると、2025年上半期で最も検索されたマーケティング用語は「GEO」、次いで「AI エージェント」、「LLMO」でした。
一方、検索数伸び率ランキングでは、「LLMO」が2月まで検索数ゼロから急増しトップ、次いで「AIO(AI Overview)」、「EEAT & AI SEO」がランクインしています。
この結果は、「LLMO」と「AIO」への注目度の高まりを示しており、今後これらの用語の検索回数はさらに伸びると予測されます。
また、「EEAT」や「AI SEO」といった、コンテンツの品質と信頼性に関わる用語の検索増加は、多くのマーケターがAI時代のSEOを意識し始めている証拠です。
企業は、この動向を捉え、「LLMO」や「AIO」といった最新のAI技術への理解を深めると同時に、「EEAT」に基づいた質の高いコンテンツ戦略を強化することが重要です。
「GEO」「LLMO」「AIO」などマーケティング注目用語を分析し、ランキング形式で公開されてる(※SEOコンサルティングなどを展開するLiKGによる分析)https://t.co/kQj43oZwQA
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) October 2, 2025
■分析結果
検索数トップランキング
1⃣GEO
2⃣AI エージェント
3⃣LLMO
検索数伸び率ランキング
1⃣LLMO
2⃣AIO
3⃣EEAT & AI…
「AIは検索に取って代わるものではなく、検索を拡張するもの」Googleのリズ・リード氏が言及
Googleの検索責任者リズ・リード氏は、「AIは検索に取って代わるものではなく、検索を拡張し、再発明するもの」と述べています。
Googleは、AIによる回答だけでなく、クリエイター、専門家、コミュニティへの直接アクセスをユーザーに提供することを目指しています。
AIは検索の摩擦を軽減し、ユーザーはより長く複雑なクエリでより多くの情報を求めるようになります。
この変化に対応するには、従来の薄っぺらなコンテンツは時代遅れとなり、品質、視点、そして深みのあるコンテンツが勝利を収めることが示唆されています。
企業は、権威性と専門性に基づいた、価値あるディープなコンテンツ戦略へ移行することが求められます。
「AIは検索に取って代わるものではなく、検索を拡張するもの」と、Googleの検索責任者のリズ・リード氏が言及https://t.co/gua55gaHs1
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) October 1, 2025
・私たちは AI が検索に取って代わるものだと考えているわけではありません。AI は検索を拡張し、再発明できるようにするものだと考えています。…
クロールの無駄をなくすことで、AI検索の可視性が最大10%向上した
保育業界のクライアントのサイトで、重複URLやリダイレクトURLの削減(4,000件超 → 200件未満)といったクロール効率化を実施したところ、検索エンジンとAIシステムが高品質なコンテンツに集中できるようになりました。
この施策により、Perplexity、AI Overviews、Geminiなどを含むAI検索プラットフォーム全般での可視性が向上し、最大10%の増加を達成しました。
全体的な可視性は3.5%増となりました(ChatGPTのみ4.1%減少)。
この検証結果は、「従来のSEOに役立つ施策はAI検索にも役立つ」というGoogleのメッセージを裏付けています。
企業は、サイトマップとインデックス戦略を最適化し、クロールの無駄をなくすことで、AI検索時代においてもコンテンツの露出(可視性)を高めることが可能です。
技術的なクリーンアップは、競合他社に先んじるための重要な一歩となります。
クロールの無駄をなくすことで、AI検索の可視性が最大10%向上した(※保育業界のクライアント向けに最近実施したクリーンアップとデータ分析による検証)https://t.co/QoSWf8Q1b7
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 30, 2025
■検証結果
クロールの効率が向上し、検索エンジンと AI…
GoogleはChatGPTの約210倍の検索を処理してる
SparkToroの検証によると、Googleは現在、ChatGPTの約210倍の検索を処理しており、2024年に1日あたり約140億件の検索を処理しました。
一方、ChatGPTは7月時点で1日あたり25億件のプロンプトを処理していますが、その成長の多くはAPI呼び出しによるものです。このプロンプトのうち、「検索のような」ものは約6,600万件/日に過ぎません。
このデータは、AIが従来の検索エンジンに取って代わっていないことを明確に示しています。
実際、AI検索からのリファラル(参照)は全体の1%未満に留まっています。
さらに、興味深いことに、人々がAIツールを採用しても、Google検索の利用も増加していることが判明しています。
企業は、AIの台頭を過度に恐れるのではなく、Google検索の市場の巨大さを再認識し、検索結果での可視性を維持・向上させる従来のSEO戦略を継続して最優先すべきです。
GoogleはChatGPTの約210倍の検索を処理しています。(※SparkToroのCEO兼共同創設者であるランド・フィッシュキン氏による、AI検索の最新の現実検証)https://t.co/bca7WPw44P
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) September 29, 2025
■検証結果…
Google検索オフィスアワーを開催
2025年9月25日のGoogle検索オフィスアワーでは、Googleのあんな氏が技術的な質問を中心に回答しました。
クロールに関して、統計情報のURLはサイト全体の傾向を保証せず、実際の状況はサーバーログで確認が必要です。
また、クロールリクエスト数の激減はGoogle側のシステム変更による一時的な可能性があり、通常は回復に向かうとされています。
HTML要素については、head内にdivタグやiframeタグなどの非許可要素があると、ブラウザが自動的にbodyタグを開いたと認識し、それ以降のカノニカルなどの制御タグが無効になる点に注意が必要です。
サイト移転時、旧ドメインから現行ドメインへの301/302リダイレクトを設定しても、ページランクの損失はないと回答されました。
検索結果の表示では、AI Overviews内に記載されたURLが掲載順位の「1位」として扱われ、その直下の通常の1位は「2位」扱いとなります。
セキュリティ警告が繰り返される場合は、問題がないことを確認の上、都度Search Consoleから再審査リクエストを送るのが正しい対応です。
また、作品名より略称で検索した方が上位表示される問題については、具体的なサイト情報を担当チームへ報告したことが伝えられました。
2025年9月25日にGoogle検索オフィスアワーが開催され、8つの質問にGoogleあんな氏が回答しています。https://t.co/72iGpMU2UZ
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) October 3, 2025
①「クロールの統計情報」で提示される URL
Search…
「AI検索の最適化」について、Bingのファブリス・キャネル氏が言及
Bingのプロダクトマネージャであるファブリス・キャネル氏が提唱するAI検索の最適化(AIO)は、「質の高いコンテンツ」と「正確な技術的マークアップ」の二点が核心です。
まず、SEO担当者は、独自性があり、高品質で関連性の高いコンテンツを作成しなければなりません。
このコンテンツは、検索エンジンやLLM(大規模言語モデル)がパース(読み取り・解析)しやすい構造であることが不可欠です。
次に、コンテンツの可視性を高めるため、適切なHTMLタグ、セマンティックマークアップ、CSS、そして必要に応じてJavaScriptを適切に活用する必要があります。
つまり、AI時代においても、ユーザーへの価値提供と、その情報を技術的に正確に伝えるという、基本的なSEO原則が最も重要であると強調しています。
SEO担当者が検索やAI、LLMに自分のコンテンツを届ける方法(AI検索の最適化)について、Bingのプロダクトマネージャであるファブリス・キャネル氏が言及https://t.co/3rluNKznR0…
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) October 3, 2025
YouTubeはAI検索結果において他のどの動画プラットフォームよりも200倍多く引用されている
エンタープライズSEOプラットフォームのBrightEdgeによる最新のデータ分析から、AI検索結果におけるYouTubeの圧倒的な優位性が明らかになりました。
YouTubeは、ChatGPT、Perplexity、そしてGoogleのAI製品において、他のどの動画プラットフォームよりも200倍多く引用されています。 これは、最も近い競合であるVimeoの引用シェア0.1%と比較しても驚異的な数字であり、TikTokやTwitchといったライバルはほとんど検索結果に登場していません。
この結果は、AIプラットフォームがYouTubeをトップクラスの情報機関、例えばメイヨー・クリニックに匹敵するレベルで信頼していることを示しています。
特にGoogle AI Overviewsでは引用シェアが29.5%に達し、全ドメインで首位を獲得しました。
引用されるコンテンツは、財務や医療などの「ハウツー」チュートリアルや製品レビューが中心です。
この分析から、ブランドがAI検索での露出を望むなら、YouTubeでの動画コンテンツ制作が不可欠な戦略であり、AI時代における唯一の信頼できる動画プラットフォームとして機能していることが強く示唆されます。
YouTubeはAI検索結果において他のどの動画プラットフォームよりも200倍多く引用されています(※エンタープライズSEOプラットフォームBrightEdgeの最新データ分析)https://t.co/k3E06IsC6g
— ディーボのSEOラボ@SEO対策 (@seolabo85) October 3, 2025
■分析結果…
SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?

SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?
検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。
例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。
こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。
- « 前の記事
- 次の記事 »
検索順位を上げたり、検索流入を増やすにはSEOが重要!