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【ページエクスペリエンス】に関するSEOアンケート調査を164人に実施!調査結果を大公開

「ページエクスペリエンス」に関する8個のSEOアンケート調査を、ディーボのSEOラボX公式アカウントで行いました。
このX公式アカウントで2025年10月28日~11月7日の期間に行った総勢164人の「ページエクスペリエンス」に関するアンケート調査結果、調査結果から言えることを中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。

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「ページエクスペリエンス」に関するSEOアンケート調査結果

「ページエクスペリエンス」に関するSEOアンケート調査を8個行ったので、それぞれの調査結果を紹介します。

  • サイトの主要なコンテンツが表示されるまでの待ち時間は、どこまで許容できますか?
  • 自社のページが表示されてから、ボタンクリックやフォーム入力に対しサイトが反応するまでの遅延をどの程度感じますか?(INP関連)
  • 自社のページが読み込まれた後、画面が突然動いたり、レイアウトがずれたりして誤クリックを誘発したことはありますか?(CLS関連)
  • スマートフォンで自社のウェブサイトを閲覧する際の全体的な操作性(モバイルフレンドリー)について、どのように評価しますか?
  • ウェブサイトのセキュリティ(URLがHTTPSかどうか)は、サイトを利用する上でどの程度気にしますか?
  • 自社サイトのコンテンツ閲覧中に、画面全体を覆うような煩わしいポップアップに遭遇しますか?
  • 自社サイト内で目的の情報にたどり着くまでのナビゲーション構造(メニュー、内部リンク)の分かりやすさは?
  • サイトの速度、安定性、使いやすさなど、自社ページでの体験全体についてどの程度満足していますか?
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サイトの主要なコンテンツが表示されるまでの待ち時間は、どこまで許容できますか?

「サイトの主要なコンテンツが表示されるまでの待ち時間は、どこまで許容できますか?」のアンケートに対して36人が回答した結果です。

この調査結果から、回答者の58.3%が「1〜3秒(わずかな待ち時間)」を許容できる限度と回答し、最多となりました。
これに「1秒以内(ほぼ瞬時)」の19.4%を合わせると、約8割近くのユーザーが3秒以内の表示速度を求めており、サイト表示の「速さ」がユーザー体験の最重要指標として認識されていることがわかります。

一方で、「3〜5秒(少し待たされる感覚)」を許容する層も16.7%、「5秒以上」の層が5.6%存在しますが、この層は「頻繁に離脱を検討」とコメントされており、この待ち時間を超えるとユーザーの離脱リスクが顕著に高まると言えます。

このことから、ウェブサイト運営者は、主要コンテンツの表示時間を3秒未満に抑えることが、ユーザーの離脱を防ぎ、良好なページエクスペリエンスを提供するための事実上の標準であると認識すべきです。
特にCore Web Vitals指標の一つであるLCP(Largest Contentful Paint)をこの時間内に収めることが、SEOとユーザー体験の両面で極めて重要です。

自社のページが表示されてから、ボタンクリックやフォーム入力に対しサイトが反応するまでの遅延をどの程度感じますか?(INP関連)

「自社のページが表示されてから、ボタンクリックやフォーム入力に対しサイトが反応するまでの遅延をどの程度感じますか?(INP関連)」のアンケートに対して20人が回答した結果です。

この調査結果から、回答者の40%が「わずかな遅延はあるが、操作に支障はない」と回答し最多となりました。
これに「全く遅延を感じず、瞬時に反応する」の30%を合わせると、7割のサイト運営者が許容範囲内の反応速度を実現していると自己評価しています。

しかし、「クリック後、明らかに待たされる感覚がある」と回答した層が15%おり、これらのサイトでは、ユーザーが操作を行った際の応答性(INP:Interaction to Next Paint)に深刻な課題があると考えられます。
この遅延は、ユーザーのストレスを高め、コンバージョン率の低下に直結するリスクがあります。
また、「そもそもページが表示される前に操作しようとしない」という回答も15%あり、ページの表示速度と操作可能になるまでの時間の両方が重要視されていることが分かります。

このことから、サイト運営者は、従来の表示速度だけでなく、操作に対する応答性も重要なSEOおよびUX指標として捉え、INPの改善に注力する必要があると言えます。

自社のページが読み込まれた後、画面が突然動いたり、レイアウトがずれたりして誤クリックを誘発したことはありますか?(CLS関連)

「自社のページが読み込まれた後、画面が突然動いたり、レイアウトがずれたりして誤クリックを誘発したことはありますか?(CLS関連)」のアンケートに対して15人が回答した結果です。

この調査結果から、回答者の60%が「まれに感じるが、誤操作につながるほどではない」と回答しました。
これに「全く経験がなく、画面は安定している」の33.3%を合わせると、9割以上のサイト運営者が、レイアウトの予期せぬズレ(CLS)について、深刻な問題ではないと認識していることがわかります。

しかし、6.7%が「頻繁に動き、操作を妨げられたり誤クリックしたりする」と回答しており、これらのサイトでは、ユーザーの利便性を著しく損なう重大なCLS問題が発生していると考えられます。
このCLSは、Core Web Vitalsの重要な指標であり、ユーザーのストレスや誤操作を招き、離脱の原因となります。

このことから、多くのウェブサイトではCLSが比較的良好な状態にあると自己評価されています。
ですが、一部のサイトでは依然として誤クリックを誘発するレベルのレイアウトのズレが発生しており、画像のサイズ指定不足や広告の動的な挿入など、CLSの原因となる要素の徹底的な排除が、全てのサイトで求められる基本的なページエクスペリエンス対策であると言えます。

スマートフォンで自社のウェブサイトを閲覧する際の全体的な操作性(モバイルフレンドリー)について、どのように評価しますか?

「スマートフォンで自社のウェブサイトを閲覧する際の全体的な操作性(モバイルフレンドリー)について、どのように評価しますか?」のアンケートに対して16人が回答した結果です。

この調査結果から、回答者の37.5%が「非常に快適で、スマートフォンに最適化されている」と回答しました。
これに「概ね問題ないが、一部文字やボタンが小さい」の43.8%を合わせると、8割以上のサイト運営者が自社のモバイル操作性を許容範囲以上と評価していることが分かります。

しかし、最も多い回答が「概ね問題ないが、一部文字やボタンが小さい」であったことは、多くのサイトで細かなデザイン要素(タップターゲットの大きさやフォントサイズ)において、改善の余地が残されていることを示唆しています。
これらの細部の不備は、ユーザーのストレスや誤操作につながる可能性があります。
また、「拡大操作が必須で、横スクロールもあり使いにくい」という深刻な問題を持つサイトが6.3%存在します。

このことから、モバイルフレンドリーはSEOとUXの基本として広く認識されていますが、完全な最適化には至っておらず、特にGoogleが重視するユーザビリティの細部に更なる注力が求められていると言えます。

ウェブサイトのセキュリティ(URLがHTTPSかどうか)は、サイトを利用する上でどの程度気にしますか?

「ウェブサイトのセキュリティ(URLがHTTPSかどうか)は、サイトを利用する上でどの程度気にしますか?」のアンケートに対して39人が回答した結果です。

この調査結果から、回答者の48.7%が「常にHTTPSを確認し、そうでないサイトは避ける」と回答し、最多となりました。
これに「ログインや決済時のみ確認する」(12.8%)を合わせると、約6割のユーザーが積極的にHTTPSを確認しており、セキュリティがサイト利用の前提条件となっていることが分かります。

また、38.5%が「特に気にしないが、警告が出たら利用を停止する」と回答しており、ユーザーのセキュリティ意識が非常に高く、ブラウザからのセキュリティ警告が即座の離脱につながることを示唆しています。
「HTTPSが何を意味するか分からない」という回答が0%であったことから、ウェブサイトのセキュリティに対する一般ユーザーの理解度は非常に高いと言えます。

このことから、HTTPSの導入は、検索エンジンのランキング要因であるだけでなく、ユーザーの信頼を獲得し、サイトの離脱を防ぐための必須条件であると結論づけられます。
HTTPS化していないサイトは、ユーザーの約半数に利用を避けられるリスクに直面しています。

自社サイトのコンテンツ閲覧中に、画面全体を覆うような煩わしいポップアップに遭遇しますか?

「自社サイトのコンテンツ閲覧中に、画面全体を覆うような煩わしいポップアップに遭遇しますか?」のアンケートに対して16人が回答した結果です。

この調査結果から、回答者の56.3%が「全く表示されず、スムーズにコンテンツを閲覧できる」と回答し、過半数に達しました。
これは、多くのサイト運営者がユーザー体験(UX)を重視し、コンテンツの妨げとなる広告やポップアップを排除していることを示しています。

しかし、25%が「画面全体を覆い、閉じるのが煩わしく離脱したくなる」と回答しており、約4分の1のサイトで、ユーザー体験を著しく損ない、離脱を誘発するような悪質なインタースティシャル広告が依然として使用されていることが明らかになりました。
これはGoogleが特にモバイル環境でランキングを下げる要因として警告している要素です。

このことから、多くのサイトがUXに配慮しているものの、一部のサイトでは収益化の優先によりユーザーの利便性が犠牲にされており、離脱リスクを抱えています。
スムーズな閲覧体験の提供が、ページエクスペリエンスとSEOの両面で決定的な優位性を生む鍵であると言えます。

自社サイト内で目的の情報にたどり着くまでのナビゲーション構造(メニュー、内部リンク)の分かりやすさは?

「自社サイト内で目的の情報にたどり着くまでのナビゲーション構造(メニュー、内部リンク)の分かりやすさは?」のアンケートに対して10人が回答した結果です。

この調査結果から、回答者の50%が「迷うことなく、常に最短経路で情報にたどり着ける」と回答し、半数のサイトで非常に優れたナビゲーションが実現されていることが分かります。
これは、内部リンク最適化がクローラビリティだけでなく、ユーザー体験(UX)の観点からも重視されている結果と言えます。

しかし、30%が「メニューが複雑でどこに何があるか分からず迷子になる」と回答しており、約3分の1のサイトでは、ユーザーが目的の情報にたどり着く上で重大な課題を抱えていることが明らかになりました。
さらに「概ね分かりやすいが、時々サイト内検索に頼る」(20%)という回答もあり、完璧なナビゲーションを実現しているサイトは少ない現状です。

このことから、サイトの情報構造とメニュー設計の明確さが、ユーザーの離脱を防ぎ、コンバージョンを促進するための重要な要素であり、3割のサイトはナビゲーションの複雑性という大きなUX課題に直面していると結論づけられます。
分かりやすさと最短経路での誘導が、今後のページエクスペリエンス改善の鍵となります。

サイトの速度、安定性、使いやすさなど、自社ページでの体験全体についてどの程度満足していますか?

「サイトの速度、安定性、使いやすさなど、自社ページでの体験全体についてどの程度満足していますか?」のアンケートに対して12人が回答した結果です。

この調査結果から、回答者の91.7%が何らかの不満や改善点を感じているという深刻な現状が判明しました。
「概ね満足しているが、一部改善してほしい点がある」(50%)が最も多い回答です。

一方、「不満な点が多く、利用中にストレスを感じる」との回答も41.7%と非常に高く、多くのサイトがユーザーの期待水準を満たしていないと自己認識していることが言えます。

このことから、「非常に満足」しているサイトが8.3%と少数派であることから、大半のサイトは速度、安定性、使いやすさといった基本的な要素に重大な課題を抱えていると結論づけられます。
したがって、SEO評価とコンバージョン率向上のためには、ページエクスペリエンスの集中的な改善が最優先の課題となります。

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「ページエクスペリエンス」に関するSEOアンケート調査結果から言えること

「ページエクスペリエンス」に関するSEOアンケート調査結果から言えることとして、ユーザーの表示速度への要求水準の高さが明確です。
主要コンテンツの待ち時間は1〜3秒以内(58.3%)が許容範囲の多数派ですが、クリック後の反応遅延(INP関連)は「全く遅延を感じない」(30%)との評価も一定数得られています。
セキュリティ面では約半数が常にHTTPSを確認し、そうでないサイトは避ける(48.7%)**と回答しており、SSL化は必須です。

サイト体験全体への満足度は「不満な点が多くストレスを感じる」(41.7%)層が半数近くに達しており、ストレスの主な原因として画面全体を覆う煩わしいポップアップ(25%)や複雑なナビゲーション(30%)が挙げられます。
モバイルフレンドリーは概ね問題ない(81.3%)ものの、操作性への不満が根強いことがわかります。

全体として、サイト運営者は「1〜3秒以内の速度」を目標とし、セキュリティを確保した上で、ポップアップとナビゲーションの改善に注力することが、ユーザーの満足度向上に直結します。

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「ページエクスペリエンス」に関するSEOアンケート調査概要

「ページエクスペリエンス」に関するSEOアンケート調査は、ディーボのSEOラボX公式アカウントの投票機能を使って2025年10月28日~11月7日の期間に行いました。この期間に集計した総数164人のユーザー様の回答を調査結果として、本ページのコンテンツに採用してます。

  • 調査期間: 2025年10月28日~11月7日
  • 調査対象地域: 全国
  • 調査機関: 株式会社ディーボ
  • 調査方法: オンラインアンケート調査(ディーボのSEOラボX公式アカウントの投票機能を使って調査)
  • 調査人数: 164名
  • 調査対象: SEO業務に従事する男女

SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?

検索順位の推移

SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?

検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。

例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。

こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。

検索順位を上げたり、検索流入を増やすにはSEOが重要!


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