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【2026年版】SSL化(HTTPS)のSEO効果とは?影響など徹底解説!

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SSL化とは、インターネット上のデータ通信を暗号化することです。SSL化することでサイト全体を金融機関サイトのようにセキュリティを向上させることができます。サイト全体のSSL化は、常時SSL化(常時HTTPS化)とも呼ばれます。現在は暗号化技術の正式名称からTLS化とも呼ばれますが、慣習的にSSL化の呼び名が広く使われています。
このSSL化はGoogle検索のランキングシグナルなので、適用することでSEO(SEO対策)の良い効果が期待できます。

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一方、SSL化(HTTPS化)しなければ、データ通信の際に安全性が低くなります。
この場合、Webサイトに訪れたユーザーの情報が漏洩する可能性が高まります。
さらに、ChromeなどのブラウザではHTTPページに「保護されていません」という警告が表示されるため、ユーザーの離脱を招きます。
つまり、検索順位が上がらなかったり、検索流入が増えづらくなるというわけです。

こうした良くない状況を回避する為に、SSL化のSEO効果を考慮して、より信頼性の高いサイトを運用しましょう。

この点踏まえて今回は、SSL化のSEO効果など中心に、初心者にもわかりやすくポイントをまとめて解説したいと思います。

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SSL化とは?

SSL化とは、インターネット上のデータ通信を暗号化することです。SSL化することでサイト全体を金融機関サイトのようにセキュリティを向上させることができます。サイト全体のSSL化は、常時SSL化(常時HTTPS化)とも呼ばれます。

SSL化について、Googleは公式に以下のように言及してます。

サイトのコンテンツを問わず、ユーザーによるウェブサイトへの接続を保護するために、HTTPS を導入すること

※引用元:HTTPS でサイトを保護する – Search Console ヘルプ

2015年頃からウィキペディアやX(旧Twitter)(現X)、Facebook、Yahoo、Googleといった大手サイトが軒並み常時HTTPS化し、Webの標準として一気に普及しました。

そして2026年現在、Chromeで読み込まれるページの9割以上がHTTPSで配信されており、SSL化は「やると有利な施策」ではなく「やっていないことが明確なマイナスになる前提条件」になっています。Let’s Encryptなどの無料証明書や、レンタルサーバー標準の無料SSL機能が普及したことで、導入コストの障壁もほぼなくなりました。

※参考:Google 透明性レポート – ウェブでの HTTPS の普及状況

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SSL化がSEOに与える影響

2014年に、HTTPSをランキングシグナルに使用することをGoogleが以下のように言及したことで、SEOで優遇されることが明確になりました。

Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。

このランキングの変更は、グローバルでクエリの 1% 未満にしか影響しませんが、これから長い期間をかけて強化していきます。全体的に見ると、このシグナルは良質なコンテンツであるといった、その他のシグナルほどウェイトは大きくありません。HTTPS は、優れたユーザー エクスペリエンスを生み出す多くの要素のうちの 1 つです。

※引用元:Google ウェブマスター向け公式ブログ: HTTPS をランキング シグナルに使用します

その後GoogleはHTTPSページを優先的にインデックス登録するようになり、現在ではHTTPSは「ページエクスペリエンス」を構成するシグナルの1つとして位置づけられています。Googleの検索セントラルでも、ページエクスペリエンスの自己評価項目に「ページは HTTPS で配信されていますか?」が明記されています。

ただし、シグナルとしての比重は現在も軽量です。SSL化しただけでは順位は上がらず、サイトの内容が充実していないと上位表示はされません。

むしろ2026年時点の実態は逆で、ほぼ全ての競合サイトがSSL化済みのため、未対応サイトだけが警告表示・離脱増・評価低下という形で確実に不利益を受ける状況です。未実装のサイトは、SEO以前のサイト運営の前提としてHTTPS化を必ず実施しましょう。

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SSL化のメリット

SSL化のメリットがいくつかあります。

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盗聴、パケット改ざん、なりすましの防止

サイト内でのCookieを含めたすべての情報を暗号化します。暗号化されたデータは盗むことが困難になり、パケットの改ざん、なりすましの防止になります。公衆Wi-Fi経由のアクセスが当たり前になった現在、通信の暗号化はユーザー保護の最低条件です。

サイトの信頼度が上がる

ユーザーにとってセキュリティが高いということは、サイトの信頼度向上につながります。ブラウザに警告が出ないことは、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の「信頼性」を支える土台でもあります。

検索エンジンの評価が上がる

Webサイトを常時SSL化することにより、Googleなどの検索エンジンから「ユーザーが安心して利用できる優良なコンテンツである」と評価されます。前述のとおりHTTPSはランキングシグナルであり、ページエクスペリエンスの構成要素です。

HTTP/2・HTTP/3による表示速度向上が使える

通信を高速化するHTTP/2やHTTP/3は、主要ブラウザではHTTPS接続が事実上の前提です。SSL化することで、これらの新しいプロトコルによる表示速度改善(=ページエクスペリエンス向上)の恩恵を受けられます。

アクセス解析のリファラー情報が保持される

HTTPSサイトからHTTPサイトへの遷移ではリファラー(参照元)情報が送信されないため、HTTPのままだと流入元が正しく計測できません。SSL化することで、GA4などのアクセス解析で参照元データを正しく取得できます。

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SSL化のデメリット

SSL化のデメリット(移行時の注意点)がいくつかあります。

httpとhttpsは別サイト扱いとなる

サイトの内容はそのままでhttps化したとしてもhttpとhttpsのサイトは別サイト扱いとなります。
つまり”サイトの引っ越し作業が必要”となります。
なので常時SSL化する場合は従来のhttpへのアクセスをすべてhttpsへリダイレクト(301)させる必要があります。また、重複ページが多い場合は正規化(canonical)指定をさせると良いでしょう。

アクセス解析やサーチコンソールなどの再登録

上記の通りhttpとhttps化サイトは別扱いされるため、サーチコンソールではhttpsのURLでプロパティの再登録が必要となります。なお、ドメインプロパティで登録している場合はhttp/httpsの両方を包含するため再登録は不要です。

内部の静的URLやSNSカウントの引き継ぎ漏れに注意

本文内にhttp://で直書きされた画像や内部リンクが残っていると、「混在コンテンツ(mixed content)」としてブラウザにブロックされたり警告の原因になります。また、URLが変わることでSNSのシェアカウントがリセットされるサービスもあります。移行時はサイト内の静的URLをすべてhttps://に置換しましょう。

https化の移行中は一時的に検索トラフィックが落ちる可能性がある

お伝えしている通り、httpからhttps化はサイトの移転扱いとなります。
転送設定がうまくいっても、Googleのインデックス更新までは少々時間がかかるため、一時的に、検索順位が安定しなかったり、検索トラフィックは落ちる場合もあります。

rel=”canonical”、301リダイレクトのチェック・更新も忘れずに

サイトをHTTPS化した際には、rel=”canonical”で指し示すURLも念のため忘れずにチェックし https:// に更新しておきましょう。

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SSL化の成功事例

SSL化に成功した本ブログ「SEOラボ」の事例として、経緯を以下紹介します。

SSL化する際に実施した作業

  1. サイト内の静的URLを「http://→https://」に変更
    サイト内に静的URL(http://~)で画像や内部リンクを設定していたものがありました。
    プラグインなどを利用して、すべてhttps://~で始まるURLに置換しています。
  2. 301リダイレクト設定を実施
    HTTPS化したURLをGoogleが認識するよう、サイトの永久移転として301リダイレクトを実施しています。
    http:// → 301リダイレクト → https://
  3. httpsのURLに向けたcanonicalタグを設定
    先ほどと同じく、HTTPS化したURLをGoogleが認識するよう、canonicalタグを設定しています。GoogleがHTTPS化したURLのインデックスする際の強い情報となります。
  4. サーチコンソールにhttpsサイトを登録
    httpとhttpsのURLは、別ドメインとして扱われるため、サーチコンソールにhttpsのURLでも情報を登録します。

SSL化した結果の検索順位

本ブログで管理しているキーワードの数パーセントの検索順位が上がりました。

SSL化する際にキーワード順位が不安定になるケースがありますが、本ブログは検索順位が不安定になる事はありませんでした。

インデックス状況

当時のサーチコンソールの「インデックスステータス」機能から、以下のようにインデックス状況を確認しました(現在は「ページのインデックス登録」レポートに相当します)。

httpサイト

httpサイトのインデック状況

httpsサイト

httpsサイトのインデック状況

HTTPページの減少と共にHTTPSページが増加し、正常にインデックスされてSSL化されてることが確認できます。

SSL化の2週間後からサーチコンソール上のデータが反映され、Googleの検索結果では、SSL化したURLが数時間後に反映されてることを確認しました。

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SSL化の失敗事例

SSL化に失敗したお客様サイトの事例として、経緯を以下紹介します。

  1. 2017年8月中旬にHTTPS化を実施
  2. 2017年8月下旬に検索結果でHTTPS化のURLが認識
  3. 2017年9月上旬に順位が圏外になる
  4. 圏外になった翌日、サイト内の静的URLをhttp://→https://に修正
  5. 2017年9月中旬より順位が復活

順位下落後、主にサイト内の静的URLを「http://→https://」に修正し、当時のFetch as Google(現在のURL検査ツールに相当)を活用しながら、HTTPSの認識を促進しました。

このように、SSL化の失敗の多くは「静的URLの置換漏れ(混在コンテンツ)」が原因です。移行時のチェックリストとして押さえておきましょう。

また、サーチコンソール上のデータは、2017年9月下旬からhttpサイトのインデックス数が減少し、httpsサイトのインデックス数が増加しています。
つまり、正常にHTTPS化されてるといえます。

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警告が表示されてるか確認する

Chromeブラウザでは安全でないサイトに警告が以下のように表示されます。

保護されていません

ChromeブラウザのアドレスバーのURLの横に、「保護されていません」という文言が表示されます。

この警告表示は2018年7月のChrome 68からすべてのHTTPページに全面展開され、現在に至るまで標準の挙動です。さらに現在のChromeには「常に安全な接続を使用する(HTTPS-First)」モードが搭載され、HTTPページを開こうとすると警告画面を挟む段階まで強化されています。HTTPのままのサイトは、ユーザーの目に「危険なサイト」として映ると考えるべきです。

※参考:Google Online Security Blog: A secure web is here to stay

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警告表示されることでユーザーに敬遠される

HubSpot Researchによると、Chromeブラウザ利用ユーザーの約80%が警告表示により、ウェブサイトを離れると言及してます。

Chromeブラウザ利用ユーザーの約80%が警告表示により、ウェブサイトを離れる

※引用元;SSL matters to consumers

インターネット検索を得意としないユーザーでも表示したサイトに「保護されていない通信」と表示されるとちょっと抵抗を示す可能性も考えられます。

このように、離脱を増やし、サイトパフォーマンスの低下を招く原因となるので、対応してないサイトは早急にHTTPS化(常時SSL化)を実施する必要があります。

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「SSL化 + 追加の対策」でさらに安全性を強化する

SSL化済みのサイトでも、さらに安全性を強化するために以下のような方法があります。

  • HSTS(HTTP Strict Transport Security)を設定
    ブラウザに「このサイトは常にHTTPSで接続する」と記憶させ、初回アクセス時のHTTP接続を防いで中間者攻撃のリスクを下げる
  • TLSのバージョンを最新に保つ
    脆弱性のある古いTLS 1.0/1.1は主要ブラウザでサポート終了済み。TLS 1.2以上(推奨は1.3)で運用する
  • 証明書の自動更新を設定
    Let’s EncryptなどのACME対応証明書で自動更新を組み、証明書切れによる警告表示・機会損失を防ぐ
  • 混在コンテンツ(mixed content)を解消
    ページ内にhttp://で読み込む画像・スクリプトが残っていないかを確認し、すべてhttps://に統一する
  • プラグインまたは拡張機能/アプリケーションを更新
    古いバージョンのプラグインを更新し、脆弱性を改善しながら、安全性を強化する
  • CDN(コンテンツ配信ネットワーク)を使用
    ハッカーによるDDoS攻撃からサイト守り、安全性を強化する。HTTP/2・HTTP/3対応のCDNなら表示速度改善も同時に得られる
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まとめ:SSL化のSEO効果を考慮して、より信頼性の高いサイトを運用しよう

HTTPS化(常時SSL化)は、2026年現在のWeb運営における前提条件です。ランキングシグナルとしての直接効果は軽量ですが、警告表示の回避・ユーザーの信頼・HTTP/2以降の高速化・正確なアクセス解析と、SEOの土台を支える効果は確実にあります。

安全性だけでなく利便性を高め、サイトの質を上げながら、順位上昇を目指すことが重要です。

監修者 南保生明(株式会社ディーボ 営業統括マネージャー)

この記事の監修者

南保 生明 なんぽ たかあき

株式会社ディーボ SEO事業部 営業統括マネージャー。2006年入社、WEBマーケティング全般の提案・コンサルティングに従事。コンテンツマーケティングツール「キーワードファインダー」を累計7,000ユーザー以上に成長させ、SEOセミナー講師も務める。

プロフィール詳細 ⇒

SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?

検索順位の推移

SEO対策しても検索順位が上がらない…なぜ?

検索順位が上がらない理由は、SEO対策の質が低いからです。

例えば、ユーザーの検索意図を無視したり、関連性の低いコンテンツを増やす、内部リンクの最適化など疎かにします。
この場合、SEO対策の質が下がります。
そうなれば、ページやサイト自体の品質が上がらないので、Googleに評価されづらくなります。
結果、検索順位が上がらないというわけです。

こうした悪い状況を回避する為に、サイトの欠点を調査して上位化に必要な対策をご案内します(無料)。

検索順位を上げたり、検索流入を増やすにはSEOが重要!


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